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王とサングの雲取縦走
[日 時]:2013年8月16日〜17日
[山 名]:雲取山
[標 高]:2017m
[コース]:奥多摩駅→(バス)→日原→▲鷹ノ巣山→▲雲取山
     →▲七ツ石山→▲高丸山→▲日陰名栗峰→▲倉戸山→奥多摩湖
[レベル]:★★★★★
参加メンバー
サング
=山ごはん=
<昼食>
・秋刀魚味噌煮+生きゅうり+たらこそぼろご飯掛(王)
・ベトナム自家製ハンバーグ(サング)
<夕食>
・ボロネーゼ+ミートボール(王)
・パン+ソーセージ+卵焼きミックス(サング)

評価:☆☆☆☆☆
もえぎの湯

ぬるぬるです。
浴槽が小さいのが
残念です。

効能:?

評価:★★★★☆
8月増刊1号
8月増刊2号
「月刊 山ごはんと温泉の日曜日」増刊63号です。皆さん、夏休みはどうでしたか。きっと自分なりの夏休みを
過ごしたことでしょう。8月の増刊3号を発行します。編集長補佐の王です。宮内編集長は家族で花火鑑賞の
ために参加できなかった。ということで、王さんとサングさんでの参加となります(厳しい社員旅行)。
コースは途中変更を加えましたが、鷹ノ巣⇒雲取山の縦走に決めました。「鷹ノ巣はキツイが、素晴らしい山」
と鳴海会長さんに一押しされていたので、メインターゲットの雲取山に加えておきました。
↓寝起きの1号と
↓寝起きの2号
今回、8時10分の鍾乳洞行きバスに乗るため、朝5時17分の電車で出発しました。ローソンに寄らなかったので、
新人店員さんの妨げもなく、順調に電車に乗り入れできました((*´∀`*))。平日の出発なので、
奥多摩ホリデー快速がないため、乗り換えが2回、乗車時間2h10m、長〜いコースが始まる前、まず長〜く
電車に乗り、まだ始まっていないのに、もう疲れが出ました。7時27分無事到着で、残りは8時10分のバス待ちだ。
今日の天気は良好です。とても気持ちよく登れると感じています。まず、駅の写真一枚です。
↓スペース余ったので、
↓夕飯写真を紹介します
ここで、予想外なことが発生。時刻表と実際の運転状況が合いません。バスに鍾乳洞行きと書いてありますが、
「鍾乳洞ではなくて日原までしか行かない。」と係員に言われます。鍾乳洞行きは次のバスとなります。
理由は「お盆だから、普段と違い、調整を加えている。」とのこと。それなら、僕たちは20kmの荷物を
背負って、10分以上歩かなきゃならない。辛〜〜。バスはいっつもいい加減だなぁと感じます。
バスは先週リベンジに成功した川乗山麓の川乗橋バス停を過ぎます。相変わらず、人気のコースです。
↓日原周辺案内図
↓天気は良好
とか、話しているうちに、日原に到着です。目に入るのは日原周辺案内図で、とても分かりやすく
山々のポジションを描いております。この辺はコースが豊富で、ハイキングをするには良い場所だ。
日原周辺は山の中に階段のような形で町が出来上がっております。自然の豊かさを日々味わえる町の
住民たちは幸せですね。さぁ、出発の時間です。日原から歩いて10分、街の真ん中から登山口が現れます。
一旦100m下の谷に下がってから、また登るという普段と違う展開でした。
↓鷹ノ巣山はアチラ
↓行方不明者はコチラ
そして、歩いて10分、やっと今日の登山口の道標が現れました。先日、川乗山で見た行方不明者のポスターが
ここにもありました。山は危ないね。安全第一を心がけないと。登山道はハッキリしていますが、決して
歩きやすいタイプではないです。ストックのお陰で、登りは少し楽になりました。サングさんも頑張って
登ります。コースを作成するとき、地図上の時間でしっかりと計算して作ったのですが、頂上に登るのに
1時間の遅れが発生しました。よく分からないなぁ。どうしてこんな事が起きたのか、ずっと反省していました。
↓頑張れサングさん
↓頑張れサングさん
地図を詳しく見たら、端っこのところに、「コースタイムは平均的なペースで歩いた場合の、休憩時間を
含まない正味の所要時間です……」と書いてあります。休憩時間も含まれないのか。これだったら、
コース時間が長ければ長いほど遅れがどんどん出てきます。やべぇ、思わず背中に冷や汗をかきました。
しょうがない、今できることは全力で進んでいくことしかない。そろそろパパになるサングさんは結婚生活を
経て、太っちゃってスピードアップできず、余分なお腹を背負いながらゆっくりと登っていました。
↓サングさんのお昼ごはん
↓王さんのお昼ごはん
奥多摩の周辺は降雨量が豊富。野生のキノコたくさん。写真は無名キノコです。予定より1時間遅れでやっと
頂上に到着――鷹ノ巣 山頂。王さんが新しく買ったProTrekで標高を測ってみたら、あれあれ16**メートル。
標高の1736mと約100メートルの差があります。気圧で標高を計算するシステムはイマイチだなぁ。
早速ランチタイムです。本日のメニュー、王さんは秋刀魚味噌煮+生きゅうり+たらこそぼろご飯掛、
サングさんはハンバーグとの回答でしたが、ハンバーグに見えません。ベトナム自家製ハンバーグですかね。
↓鷹ノ巣山と王さん
↓鷹ノ巣山とサングさん
あれ、油を忘れちゃったサングさんは、美味な自家製ハンバーグに焼きすぎた味が混じって食感はどうなる?
食べ物にこだわりのあるサング先生は、納得行かない味でしょう。でも、「納得行く味」と本人が言ってました。
まあ、疲れたので、味より胃袋にいっぱい詰めるのが優先ですね(笑)。本日の集合写真――鷹ノ巣 Style。
「鷹の吸う山」と呼ばれるが一匹も見えない」(サング談)。吸っちゃダメです。
これからキャンプサイトへ出発します。山頂から歩いて25分。鷹ノ巣山避難小屋が現れました。
↓水の準備もあり
↓ポカリ(粉末)もあり
外観がわりと新しくて、中には避難に必要なものが充実しており、ポカリ粉末もあって、びっくりしました。
お陰で水分補給もできました。今度はここで一泊コースだ。避難小屋から出て、間もなく雨が降り出しました。
そればかりではなく、雷がどかんと響いて、稲妻もどんどんピカッと襲ってきた。「ああ、怖い!」という
サングさんからの叫び声が聞こえました。ちょうど先日、稲妻が落ちて、人がやられて亡くなった事件を
社内で話しておりました。それを思い出して、怖くてなかなか安心して進むことができません。
↓王さんヘリコプター
↓二重虹とサングさん
不安を感じながら、道を急ぎました。虹が見事に見えました。しかも、二重虹、超貴重なシーンです。
やっとヘリポートに着きました。ヘリは来てないですが、王さんのヘリStyleをシェアします。
その先に、雲取山避難小屋がありました。もともとテント泊予定の王さんも、ゲリラ豪雨の中、テント泊を
断念しました。サングさんと一緒に訳あり避難小屋泊にしました。食事もなし、水もなし、そこそこ
ボロの訳あり小屋だ。初日の夕食をいただきます。せっかくの訳あり小屋だから、記念写真を一枚撮ります。
↓小神社
↓雲取山の日の出
小神社に安全に生きて帰れるよう守ってくれとお祈りしました。翌日のご来光を見るため、8時半ぐらいに
就寝しました。ご来光は5時前後に出るため、朝3時20分起きて、食事を済ませて4時10分ぐらいに出発し、
約40分をかけてやっと雲取山山頂に来ました。久しぶりの夜道で、やっぱり恐怖感があります。
さすが雲取山、雲が多くてご来光鑑賞の妨げになり、ハッキリと見られませんでしたが、久しぶりのご来光で
感動しました。そして、コースを達成するメンバーの記念写真を一枚撮ります。富士山も見事に収めました。
↓身代わり大木
↓80歳のおじいさん
そして、小屋の知り合いと記念写真を一枚。いい出会いでした。そろそろ時間です。早く下山しないと
温泉の時間がなくなっちゃう。途中、昨日の小屋で出会った80歳のおじいさんに会いました。
本当に元気ですね。自分が80歳になったら、まだ登れるかな。そして、稲妻にやられた木、怖〜。
人がやられたらどうなるの。怖いとしか言えない。「目の前の木が3分の一に打たれた。変わりに打たれて
くれて感謝の気持ちが一杯です。」とサングさんが言うので、心配したけど稲妻が落ちた跡の木を見た話ね。
↓高丸山山頂
↓日陰名栗峰山山頂
小屋に戻り、お茶の時間を済ませて、ゆっくり休んだあと、倉戸口バス停に向けて尾根縦走に出発しました。
最初は七ツ石山。次は高丸山。超きつい山で、二度と来たくない本年度ナンバーワン。その次は日陰名栗峰山。
最後は本日の終点山の倉戸山です。熊出没注意の看板が有ります。残念ながら熊には出会いませんでした。
そう言えば、小屋で泊まったとき、ある登山者は親とはぐれた子熊に出会い、鈴を振りながら写真を
撮ったそうです。本当に勇気があるなぁ。アンディが羨ましがるエピソードですね。
↓ハチちゃん
↓奥多摩港(湖)
最後の食事を早々と済ませて下山。午後3時ぐらいに無事に倉戸口バス停に戻りました。奥多摩港に到着。
そんなところに港はないよサングさん。湖です。その後、奥多摩駅近くのモヨギの湯に入りました。
モヨギじゃなくて、もえぎだよ王さん。人間が自然から色々な豊富な体験を受ける一方、その怖さ、厳しさ、
力強さは、やはり我々が尊敬し、まさに畏敬するところでもあります。人間はその中に自分のポジションを
調整し、共存共栄で過ごすことは、生き物本来の規則なのではないだろうか。おわり。って長ぇーよ!(宮内談)
そんなわけで、王さんのコメントと写真を沢山貰いすぎて、ホームページ更新がやたら大変でした(笑)。
王さん、サングさん、お疲れ様でした。前回は百名山の予約が早すぎましたが、もう立派な山男ですね。

上原山岳会 2nd season

 

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