クレーマーの話

 ティーティキ、ティキ、ティキ、ティーキ。ティキティキ、ティキティキ、ティキティキ、ティーティ。分かった人すごいです。クレイジークライマーのBGMです。クライマーじゃなくて、クレイジークレーマーの話です。転勤終わって、戻ってきて、騒音に悩まされてました。転勤中は最上階に住んでおり、上の音は気にならなかったです。どうも上の階は賃貸しているようで、人がコロコロ変わります。今までの住人が挨拶に来たことは皆無ですが、足音が気になるときもあったってレベルでしたが、毎度ドタバタ、ドタバタ。上の階でリングヒットアドベンチャーでもやってるんじゃないかって思われます。小さい子供がいるようで、うちも人のこと言えないので、あまりに酷くなったら管理会社に相談しようと思っていたのですが、先にやられました。下の階からの注意勧告がポストに入っていたのです。私の住んでいるフロア全員への注意勧告に見える文章ですが、恐らくはトラブル防止の表現で、うちだけに来ている手紙と思われます。注意するように過ごしていましたが、再度、注意勧告が来ました。騒音の時間がかかれており、22時まで断続的に続いていると書かれてます。22時ってうちの子供たち寝てる時間です。考えられるのは更に上の住人です。22時でもドタバタ聞こえるのです。す。でも2つ上のフロアの騒音が2つ下のフロアにドタバタ聞こえるかって疑問はあり、Google先生に聞いてみました。 「この固体伝播音は空気伝播音よりも遠くまで伝わりやすい性質があり、真上の階からの騒音だと思っていたら、実はさらにその上階(2フロア上)や、斜め上のさらに上階が騒音源だったり。上階からの騒音で間違いないと思っていたのに、実際には隣の隣や、斜め下の部屋が騒音源だったり・・・と、非常に音の伝わり方が複雑なのです。」(あばぶきハウジンググループ著)。どうも響くことはあるようです。とりあえず、うちへのクレームなのか管理会社に聞いてみたら、うちでした。次に騒音出たら直接言うって言われたとのことです。どうも下の住人は赤ちゃんがいるようで、起こされてしまうとのことで、悩んでいるようです。育児ノイローゼになっている可能性を考えると怖くなります。転勤から戻った時に菓子折りもって挨拶へ行ってます。子供がいてご迷惑おかけしますって伝えました。その時は気づかなかったけど、妊婦さんだったんですかね。しかし、うちもドタバタしてない時間にドタバタしてますと言われても直しようがありませんので、管理会社に上の階から聞こえることはないのかって聞いたところ、ないこともないって反応でした。ちょっと疑惑が出てきました。とはいうものの日中のドタバタはありますので、防音マットを買うはめになりました。無駄な出費です。騒音性のすぐれたクッション性のあるフローリングが売りのマンションだったはずなのですが...。床暖房の効果も薄れます。無駄、無駄、無駄、無駄。DIOの気分です。これで騒音聞こえるってなったら、上の階です。てか、管理会社は上には注意勧告してくれてないようで、毎晩ドタバタ聞こえます。うちも赤ちゃんはいないけど、犬が吠えるのでクレームいれたろかって思います。ドタバタするたびに愛犬が吠えるので、負のスパイラルです。今後は同じフロアから騒音クレームが入りそうです。とにかく、上の階のドタバタを辞めさせないとって思いましたが、もしかして上じゃなくて、更に上かもしれないので、もはや犯人は迷宮入りです。てか、管理会社がマンション全体に注意勧告しないから、おかしな話になるんじゃないですかね。これぞまさに言ったもの勝ちの世界です。でもでもよく考えたら、下の住人も今は赤ちゃんですが、子供になったら走るでしょ。ちょっとのドタバタはうちも我慢するから、我慢して欲しいとは思います。マンションの騒音問題って無くならないですよね。結局は一軒家に住まないお前が悪いって、なっちゃうんですかね。まー、一軒家にしたところで隣人問題は無くならないですよね。結局は、「運」でしかない世界です。世の中、全て運です。ドラクエと一緒でゲーです。そう思えば、悟りが開けます。テテテッテッテー、レベルが上がりました。まー、そんなBGMはどうでもよいのですが、とにかく、クレイジークレーマーが家に乗り込んで来る日が近いのではないかと、子供たちを叱る日々。このまま、一生、下の住人のクレームに怯えて過ごすくらいなら、一軒家に引越して、思う存分、子供たちにドタバタさせてあげたいという気持ちも芽生えてきます。未だに大阪戻りたいと言っている息子の希望にこたえて、江坂で一軒家買ってやろうかとか思ってしまう瞬間もありますが、賃貸マンションではなく、購入マンションですので、そう簡単には行きませんし、下の娘はこっちの友達と毎日遊んでますし、難しい問題です。運が高くなったら引越し考えよう。今のマンションが高額で売れる日を待つと言ってもローンはまだまだ残ってますし、いつものように何も変えずに時だけが過ぎていくんでしょうね。

以上('23/2/1)。


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